宝満寺跡(宝満寺公園)

県指定史跡

宝満寺跡は律宗秘山密教院宝満寺の遺跡で、神亀年間(724~729年)に聖武天皇が皇国鎮護のため各地に建立した勅願寺の一つと伝えられます。

その後、正和5年(1316)に信仙上人英基和尚が、院宣を受けて勅願所として再興。元応2年(1320)には西大寺により如意輪観音像を下向し本尊としました。

明治2年(1869)、廃仏毀釈によって廃寺となりましたが、歴代住職墓地・仁王像・下馬札などが往時を偲ばせます。現在、宝満寺公園(市有地)として多くの来訪者があります。

毎年4月28日、29日にはおしゃか祭りが開催され、多くの人で賑わいます。

 

住所 志布志市志布志町帖6537

駐車場 あり