福山氏庭園【国指定文化財】

築山枯山水庭園。地頭仮屋の東北に位置します。敷地は街道には直接面していません。若宮神社横の斜路の通路を経て武家門に至り、屋敷内の左手にある庭門から庭に至ります。

志布志城が築かれたシラス裾部南斜面に立地し、敷地の南西一帯に作庭されています。主屋座敷前に広い平場を配し周縁部になだらかな築山を巡らせます。

築山部を中心にサツキやサンゴジュの刈込み・低生垣やイヌマキ、モミジ等を配します。低い築山越しに広がる宝満寺の山並み等を借景とします。

敷地内には主屋等武家屋敷の建物遺構が残っています。志布志麓武家屋敷群の中でも最古級のもので、平成26年から続いていた主屋の保存修理が完了し、令和6年7月に再び開園を迎えました。

前庭では、四半的体験も行えます。(1回300円)

令和6年7月23日から11月17日までの期間で、志布志市埋蔵文化財センターにて、企画展「福山氏庭園開園記念 侍たちの落とし物」が開催されております。 是非そちらもあわせて足を運んでみてください。

 

住所 志布志市志布志町帖6423
開園時間:9:00~17:00
休園日:月曜
電話番号:099-401-4849
駐車場は志布志小学校横の市営駐車場(麓駐輪駐車場)をご利用ください。